【解説①】医師との関係
障害年金の申請には、医師が作成する診断書が必要です。
まずは定期的に通院を続け、医師との信頼関係を築くことが大切です。
その上で、タイミングを見て障害年金について相談してみましょう。
関連記事：
【解説②】医師との関係
医師が障害年金の受給に否定的であっても、信頼関係が築けている場合には、次のような選択肢があります。
- 引き続き通院を続け、医師が障害年金に賛成してくれるまで待つ
- 障害年金はあきらめ、治療に専念する
- 転院を検討する
【解説③】医師との関係
障害年金の申請には医師の診断書が欠かせず、その内容が受給できるかどうかを大きく左右します。もし現在の医師と十分な信頼関係が築けず、協力を得にくい場合には、転院を検討することもひとつの方法です。ただし、医師との相性は治療にも影響を与えるため、転院については慎重に検討しましょう。
受給事例
事例148：医師に診断書を断られ失望…転院先で障害年金2級に認定｜ADHDの20代女性（東京都杉並区）
S様（20代／東京都杉並区在住）
幼少期からの衝動性や多動、不注意が原因で大学を中退し、就労も困難だったS様。発達障害、双極性障害と診断され障害年金の申請を試みたものの、主治医に診断書の作成を断られるという壁に直面。しかし、適切なサポートと医療機関の見直しにより、障害基礎年金2級の受給に至った事例をご紹介します。
事例103：「この診断書で大丈夫？」不安を抱えた40代女性をサポートし障害年金2級認定｜双極性障害（千葉県香取市）
A様（40代／千葉県香取市在住）
長年にわたり双極性障害に悩まされていたA様は、障害年金の手続きを自ら進めていました。主治医に診断書を作成してもらったものの、そのまま提出して良いか不安になり、ご相談いただきました。社労士が内容を精査し、訂正アドバイスを行った結果、障害基礎年金2級の受給が決定した事例です。
事例51：担当医の協力が得られず手続きを諦めかけた統合失調症の方をサポート｜障害厚生年金2級（東京都港区）
F様（50代／東京都港区在住）
統合失調症を抱えるL様は、担当医から診断書作成を断られたことで障害年金の手続き自体を諦めかけていました。しかし、その後の転居先で再チャレンジを支援し、無事に障害厚生年金2級の受給に至ったケースをご紹介します。
事例142：一度は不支給に…諦めずに再申請し、2級に決定｜ADHDの30代女性（神奈川県茅ケ崎市）
N様（30代／神奈川県茅ケ崎市在住）
ADHDを抱えるN様は、以前ご自身で障害年金を申請するも「症状が軽い」とされ不支給に。現在は就労も困難となり、再度の申請を検討。当事務所では、前回の書類との整合性をとりつつ、医師への報告書を用意し、障害基礎年金2級の受給につなげました。
【目次ページへ戻る】
