受給事例

[うつ病]

事例119:「初診の記憶が曖昧」「前医が閉院」…困難を乗り越えて障害厚生年金3級を受給(神奈川県厚木市)

S様(30代/神奈川県厚木市在住)

S様(30代/神奈川県厚木市在住)

ADHDとうつ病を抱えるS様は、ご自身で障害年金申請を試み、初診だと思っていた医療機関で受診状況等証明書を取得しました。しかし、そこには「前医」の記載があり、しかもその病院はすでに閉院。行き詰った末、当事務所にご相談いただきました。申請の結果、無事に初診日は認められ、障害厚生年金3級が認定されました。

S様(30代/神奈川県厚木市在住)

ご依頼の経緯

S様(30代・男性)は幼少期から多動傾向があり、忘れ物が多いなどの特性を持っていましたが、周囲から特に強く指摘されることはありませんでした。社会人になり事務職に就いたものの、業務上のミスが続き、次第に自己評価が下がってうつ状態となり退職。その後も職を転々としながら不安定な日々を過ごしていました。

約7年前に初めて精神科を受診し、ADHDの診断を受けました。現在はうつ病も併発しており、就労は困難な状況にあります。近隣に住むご両親のサポートを受けながら、なんとか生活を維持している状態です。

今後の生活への不安から、自分で障害年金の申請(請求)に挑戦しましたが、思わぬ壁にぶつかりました。初診だと思っていた医療機関で受診状況等証明書を取得したところ、「前医」の記載があったのです。その前医に問い合わせたものの、すでに閉院しており、証明書の発行は不可能。申請手続きをどう進めてよいか分からなくなり、実績のある当事務所にご相談いただきました。

担当社労士のコメント

S様の場合、初診だと考えていた医療機関で受診状況等証明書を取得した際に、「前医」の存在が記載されていたことから、申請手続きが一時的に止まっていました。

私たちはその証明書に、初診の医療機関名と日付が明記されていることを確認し、この証明書が5年以上前のカルテをもとに作成されたものであることに着目しました。日本年金機構では「請求の5年以上前に医療機関が作成した資料」に基づいての記載がある場合は、それ自体で初診日として認められる可能性があるため、この証明書をベースに申請方針を立てました。

さらに、現在の主治医にも協力を依頼し、S様のこれまでの経過や日常生活の状況を分かりやすくまとめた報告書を作成しました。ADHDの特性やうつ病による気分の落ち込み、不安定な生活リズム、就労の難しさなどを具体的に記載し、ご両親からの支援がなければ生活が成り立たない状況を丁寧に伝えました。

結果として、初診日は無事に認められ障害厚生年金3級が認定されました。

お客様からのメッセージ

「初診の頃の記憶が曖昧で、前の病院も閉院していて困っていましたが、みのり社労士事務所さんに相談して本当に良かったです。最初から親身になって話を聞いてくださり、無事に年金が認められて安心しました。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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