受給事例

[双極性障害]

事例157:大学生でも通学困難…実態を伝えて遡及請求|障害年金2級と遡及120万円(神奈川県横須賀市)

R様(20代/神奈川県横須賀市在住)

R様(20代/神奈川県横須賀市在住)

高校時代から気分の波に悩まされ、大学在学中に双極性障害と診断されたR様。卒業後も体調は安定せず、働いても短期間で離職。障害認定日時点は大学在学中でしたが、通学困難などの実態を医師に伝えたうえで診断書を依頼。結果、障害基礎年金2級と遡及分約120万円の受給が認められました。

R様(20代/神奈川県横須賀市在住)

ご依頼の経緯

双極性障害を抱えるR様(20代・男性)は高校生の頃から、些細なことで気分が沈んだり、逆に過度に高揚することがありました。大学進学後、気分の波がより顕著になり、授業に出られない日が増加。通学も困難な状態が続いたため、心療内科を初めて受診。

その後、なんとか大学は卒業できたものの、就職しても体調が安定せず、わずか2ヶ月で退職。以降は無職の状態が続き、現在は同居するパートナーの支えを受けながら生活しているものの、経済的な不安が大きくなっていました。

障害年金という制度を知り、自力で情報収集を始めましたが、複雑な手続きに直面し、「自分ひとりでは無理だ」と判断。当事務所にご相談いただきました。

担当社労士のコメント

今回のR様のケースでは、障害認定日時点は大学在学中で、現在とは別の医療機関に通っていました。まず、認定日当時通っていた医療機関に診断書を作成できるかの確認を取りました。この時点で診断名が対象外であったり、症状が該当しなかったりする場合は、遡及請求は難しくなります。幸い、R様のケースでは、当時通っていた医療機関が診断書作成に応じてくれるとのことでしたので、次に生活状況のヒアリングに移りました。

R様は大学生ではあったものの、通学は非常に不安定で、授業にも出られない日が多く、単位もぎりぎりでの卒業だったとのこと。ここで重要なのは、「大学在学中=日常生活に支障がない」と誤解されやすい点です。実際には大きな困難を抱えていたにもかかわらず、単に「学生である」という事実だけが診断書に記載されてしまうと、障害が軽く見られてしまう可能性があります。

そこで当事務所では、当時の生活実態を詳細にヒアリングし、「どのように通学が困難だったか」「どれだけ支障があったのか」などを整理した資料を作成。それを医師にお渡ししたことで、「大学に在学していたが、実際は通学すら難しかった」という実態が診断書にしっかり反映されました。

また、現在についても、R様は無職であり、日常生活は同居するパートナーのサポートがなければ成り立たない状況にあります。これらの情報も丁寧にヒアリングし、診断書作成時の報告書を用意しました。

こうした準備の結果、障害基礎年金2級の受給が決定し、さらに遡っての支給(約120万円)も認められました。

お客様からのメッセージ

「みのり社労士事務所さんでは、最初から最後まで丁寧にサポートしていただき、本当に感謝しています。遡及分も含めて障害年金が認められて、経済的にも精神的にも救われました。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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