受給事例

[うつ病]

事例162:子育てもままならず…うつ病と知的障害で障害基礎年金2級を受給(山口県防府市)

Y様(30代/山口県防府市在住)

Y様(30代/山口県防府市在住)

うつ病や不安障害でA型事業所に通所していたY様。障害年金の手続きを進める中、受診記録に「知的障害」の記載が見つかり、幼少期からの経過や就労状況を丁寧にヒアリング。精神の障害と知的障害の両面を踏まえて申請書類を作成した結果、障害基礎年金2級が認定されました。

Y様(30代/山口県防府市在住)

ご依頼の経緯

Y様(30代・女性)は、うつ病と不安障害の診断を受けながら、A型事業所に通所しています。数人のお子様がいらっしゃいますが、ご自身の体調や生活状況から、家事や育児を担うことができず、末のお子様は施設で生活している状況でした。 「障害年金を受給したい」との思いは以前からお持ちだったそうですが、制度の複雑さや手続きの煩雑さに不安を感じておられ、何から始めればいいのか分からないまま数年が経過していたといいます。そうした中で、「やはりこのままではいけない」と一念発起し、当事務所へご相談をいただきました。

担当社労士のコメント

ご本人の希望により電話でのやりとりを基本とし、申請(請求)までの全過程を通じて、状況報告や質問への対応もすべて電話で行いました。お話を伺ううちに、ご本人が非常に不安の強い状況にあることが分かり、常に「すぐに確認できる・安心できる対応」を心がけました。

また、最初は「うつ病・不安障害」での申請を想定していましたが、受診状況等証明書を取得したところ、診療記録に「知的障害」の記載があることが判明しました。このため、幼少期からの生育歴や学習状況などについても改めて詳しくヒアリングを実施。より適切な障害認定につながるように、情報の整理と病歴・就労状況等申立書の構成を慎重に進めていきました。

A型事業所に通所していることから、就労状況も詳細に整理し、業務内容・指導体制・配慮事項などを具体的に記載。さらに、家庭では家事や育児がまったくできていないこと、末のお子様を施設に預けているという現実も、日常生活の制限の深刻さを裏付ける事実として申請書類に盛り込みました。

結果として、精神の障害と知的障害の両面をふまえた総合的な審査が行われ、障害基礎年金2級の認定を受けることができました。年額約83万円の支給が決定し、Y様も「これで生活の見通しが少し持てる」と安堵されていました。

お客様からのメッセージ

「丁寧にサポートしてもらえて、進み具合もその都度教えてくれるので、安心して手続きを進めることができました。受診状況等証明書に知的障害の記載があった時も、あらためてヒアリングしてくれて、自分のことをちゃんと理解してくれていると感じられたのが心強かったです。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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