受給事例

[うつ病]

事例166:年金事務所で挫折…うつ病と知的障害の両面から申請し障害年金2級を受給(島根県出雲市)

H様(40代/島根県出雲市在住)

H様(40代/島根県出雲市在住)

うつ病の手続きを進める途中で、知的障害(軽度精神遅滞)が新たに判明したH様。年金事務所で自力申請を試みたものの、手続きの難しさに挫折。
当事務所では、うつ病と知的障害の両面から生活状況を明確に示した結果、障害基礎年金2級(年額約83万円)が認定されました。

H様(40代/島根県出雲市在住)

ご依頼の経緯

H様(40代・男性)は、反復性うつ病性障害の診断を受けて長期にわたり通院を継続されていました。当初は「自分で障害年金の手続きを進めよう」と、年金事務所に相談に行かれたそうです。しかし、実際に説明を受けたところ、集めなければならない書類の多さと内容の難しさに圧倒され、「とても一人では無理だ」と感じたとのことでした。

その後、インターネットで調べて当事務所のホームページをご覧になり、「自分のような状況でもお願いできるのか」と不安を抱きつつ、初回のご相談をいただきました。

担当社労士のコメント

当初はうつ病による申請(請求)を前提に進めていましたが、手続き開始後に行った検査の結果、軽度精神遅滞(知的障害)であることも判明。申請方針を見直し、うつ病と知的障害を合わせて申請を進めることになりました。

今回のケースでは、途中で知的障害が判明したことで、通常よりも広範囲にわたる生活歴や発達歴の確認が必要となりました。特に、出生時の状況から学童期・青年期にかけての発達の様子、学校生活での支援状況、社会人になってからの生活や就労の実態など、複数の観点から丁寧なヒアリングが求められました。

H様ご本人からは「質問に対して自分一人では答えられないので、家族と相談しながら考えたい」というご希望がありました。そこで、ヒアリングの際にはすべての質問項目をメールでお送りし、じっくりご家族と相談しながら考えていただける形式をとりました。

さらに、H様はメールの打ち込み自体が難しいとのことで、ご自身で手書きした回答を写真で撮影し、それをメール添付で送っていただく形を採用しました。こちらで内容をデータ化し、申立書などの正式な書類に反映。必要な情報を取りこぼすことなく、無理のない範囲で丁寧に進めることができました。

診断書の作成にあたっては、うつ病と知的障害の両面から、医師に対して生活の実態を正確に伝える報告書を作成。生活の自立が困難で、家族の援助が不可欠な状況であることを、主治医にも理解していただけるように努めました。

その結果、障害基礎年金2級が認定され、年額約83万円の受給が決定。H様にとっては、「自分では無理だと思っていたことが、形になった」と、大きな一歩となりました。

お客様からのメッセージ

「請求を諦めず、専門の人に頼んでよかったです。ありがとうございました!」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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