受給事例

[双極性障害]

事例167:双極性障害で就労困難のシングルファザー|障害年金2級と約400万円の遡及受給(東京都港区)

S様(50代/東京都港区在住)

S様(50代/東京都港区在住)

双極性障害により働くことが難しく、シングルファザーとして子育てと生活に限界を感じていたS様。お子さまを育てていることが「自立」と誤解されないよう、家事・育児の支援状況を丁寧に整理。
遡り請求の結果、障害基礎年金2級の認定と約400万円の遡及受給が実現しました。

S様(50代/東京都港区在住)

ご依頼の経緯

S様(50代・男性)は、10年以上前から双極性障害で通院を続けています。現在は離婚されており、シングルファザーとしてお子様との生活を送られています。働けない状態であり、「障害年金が受け取れれば生活が少し楽になるのでは」と、当事務所にご相談をいただきました。

担当社労士のコメント

S様は、長期にわたって同じ医療機関に通っており、遡り請求(遡及請求)の可能性もあったため、過去の生活状況や就労歴についても時間をかけて丁寧にヒアリングを行いました。

S様のケースで特に重要だったのは、「シングルファザーで子どもを育てている」という事実が、審査側に「一定の生活能力がある」と誤解されてしまわないようにする点でした。そのため、育児や家事の実態については非常に慎重に確認を進めました。

詳細な聞き取りの結果、実際にはS様は訪問ヘルパーの支援を受けており、生活の多くをその手助けで何とか成り立ってることが分かりました。また、育児も最低限の関与にとどまっており、実質的には周囲の助けなしには維持できない状態であることが判明しました。

さらに、以前は「お手伝い程度」の軽作業の仕事を細々と続けていたものの、現在ではそれすらもできない状態であるという現実も明らかになりました。これらの点を踏まえ、医師宛の報告書を丁寧に作成。診察時には伝えきれなかった情報をカバーし、医師が実態を把握したうえで診断書を作成できるようサポートしました。

申立書には、認定日時点と現在の両方の生活状況を明確に分けて記載し、症状の経過や変化、周囲からの支援内容の変遷も含めて詳細に整理しました。これにより、継続的な障害状態が審査で正確に評価されるように工夫しました。

遡及請求の結果、障害基礎年金2級が認定され、さらに、過去にさかのぼる形で約400万円の年金も受け取ることができました。

お客様からのメッセージ

「書類を書いたり集めたりする気力もなく、ずっと申請をあきらめていました。でも、みのり社労士事務所さんでは、全部サポートしてもらえたので本当に助かりました。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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