ご依頼の経緯
Y様(50代・女性)は長らくうつ病に悩まされており、働くことも難しく、経済的な不安を抱えて生活されていました。そんな中、友人から「障害年金という制度がある」と聞き、調べてみたところ、自分にも該当するのではないかと感じたそうです。
しかし同時に、「これまであまり年金を払ってない時期があった…」という点が気がかりとなり、制度をよく知らないまま申請(請求)することに強い不安を感じていたとのこと。特に納付要件を満たしていない可能性があることから、「どうせ自分は対象外だろう」と諦めかけていたそうです。
とりあえず相談してみようと、インターネットで探していた中で、当事務所にご相談をいただきました。
担当社労士のコメント
Y様が最も不安に感じていた「保険料の納付要件」について、まずは詳細な調査を行いました。障害年金の申請にあたっては、「初診日の前日において、保険料納付が全体の3分の2以上あること」が基本の要件となりますが、Y様の場合、この3分の2要件は満たしていませんでした。
ただし、例外として「初診日の前日時点で、直近1年間に未納がない場合」は、3分の2要件を満たしていなくても申請が可能です。調べたところ、Y様は途中からご主人の扶養に入り、保険料の納付が免除されていた期間があったため、この直近1年の納付要件を満たしていることが判明しました。これにより、手続きに進むことが可能となりました。
次に課題となったのは、申請書類の作成です。Y様は病状の影響もあり、自身で文章をまとめることが困難な状況でした。そこで、病歴や生活状況に関するヒアリングはすべて電話で行い、生活の様子や日常の困りごとなどを丁寧に伺いました。
その内容をもとに、審査機関が理解しやすいよう構成を整えた「病歴・就労状況等申立書」を作成。また、医師に提出する報告書も同様に、症状の経過や日常生活への支障が具体的に伝わるよう、審査を意識した文面でご用意しました。
こうして準備を整えたうえで申請を行った結果、障害基礎年金2級が認められ、年額83万円の支給が決定。さらに遡及も認められ、280万円の一括支給を受けることができました。
お客様からのメッセージ
諦めかけていた年金が無事に認められて、本当にうれしいです。働くことも難しく、先のことが不安でしたが、これで少し気持ちにゆとりが持てるようになりました。ありがとうございました。
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。
