ご依頼の経緯
M様(20代・男性)は、うつ病と広汎性発達障害を抱えていました。市役所で障害年金の申請(請求)手続きを進めていましたが、「病歴就労状況等申立書」の作成に苦戦し、手続きを進めることができず、不安を抱えていました。障害年金の申請には多くの書類が必要であり、特に病歴や日常生活の困難さを適切に伝えることが重要です。
M様は、「必要な書類を作成してもらえること」「診断書に不備がないかチェックしてもらえること」「着手金がかからないこと」の3点を重視し、当事務所に依頼されました。
担当社労士のコメント
M様はすでにご自身で途中まで書類を作成されていましたが、内容が長く、必要のない記載が多かったため、受給を意識して重要な部分を抜粋しました。一方で、不足している情報については追加でヒアリングを行い、より適切な申請書類へと仕上げました。
特に、障害認定日の頃は大学を退学した時期にあたるため、学生生活での困難や退学に至るまでの経緯を詳細に記載しました。また、認定日と現在の病院が同じであったため、治療の経過や病状の変化についても具体的に整理し、適切な記録となるよう工夫しました。
申請の結果、遡及請求が認められ、M様は障害基礎年金2級(年額約80万円)、遡及額約400万円を受給することができました。これにより、まとまった額の年金を受け取ることができ、今後の生活の不安が軽減されました。
お客様からのメッセージ
「一人では手続きを進められず不安でしたが、スムーズに受給できて本当に助かりました。一人で悩まずに早く頼んでいればよかったです。」
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。