受給事例

[双極性障害]

事例63:大学休学を診断書に明記し遡及請求|双極性障害の20代女性が2級認定・180万円受給(東京都調布市)

Y様(20代/東京都調布市在住)

Y様(20代/東京都調布市在住)

Y様は、双極性障害により日常生活に著しい困難を抱えており、現在は大学を休学中で外出も困難な状況です。ご本人が他人とのやり取りに大きなストレスを感じることから、心配したお母様が当事務所にご相談くださいました。的確な情報収集と書類作成により、障害基礎年金2級および180万円の遡及受給が認められました。

Y様(20代/東京都調布市在住)

ご依頼の経緯

Y様(20代・女性)は高校生の頃、人間関係に悩み不登校に。精神科を受診し、治療を開始しました。一時的に「美容師になる」と決意し専門学校へ通学を始めましたが、まもなく通えなくなり、以降も気分の波が激しく、双極性障害と診断されました。

その後もアルバイトを試みるも、3日と持たずに離職を繰り返し、大学に進学したものの通学できず、現在は休学中。気分の落ち込みが激しく、日中はベッドで過ごし、日常生活の多くを家族の支援に頼っている状態です。

Y様ご本人が他人と交流することが困難なため、お母様より「娘の将来が心配で障害年金を申請したい」とのご相談をいただきました。

担当社労士のコメント

Y様との直接のやり取りが困難であったため、主にお母様を通じてヒアリングを行いました。日常生活においては、食事や衛生管理、服薬の管理まで、お母様の全面的なサポートが必要であることがわかりました。

この実態を踏まえ、医師宛に日常生活の詳細をまとめた報告書を作成。出来上がった診断書の内容を確認した際、大学休学中であるにもかかわらず、その事実が記載されていないことが判明。

申請(請求)書類の中で最も重要なのは診断書です。審査において、医師が作成した診断書の内容は最も信憑性が高いとされるため、「無職」「休職」「休学」など社会適応の困難さを示す状況は、必ず診断書に記載してもらう必要があります。

医師に修正を依頼し、診断書に「大学休学中であること」を明記していただきました。病歴・就労状況等申立書にも同様の内容を記載し、診断書との整合性を図ることで、より説得力のある申請書類が完成しました。

審査の結果、障害基礎年金2級が認定され、さらに障害認定日(20歳時点)の遡及も認められました。これにより、180万円の一時金と、継続的な年金受給が決定しました。Y様とお母様にとって、経済的にも精神的にも大きな支えとなりました。

お客様からのメッセージ

「娘のことを一人で抱えて限界でしたが、丁寧に話を聞いてくれて本当に助かりました。申請手続きの中で、私自身も気持ちが整理でき、少し楽になりました。これからも安心して相談できる場所があると思うと心強いです。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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