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[その他の精神障害]

事例81:救急搬送から10年、高次脳機能障害で障害厚生年金2級・遡及800万円に認定(東京都武蔵野市)

S様(50代/東京都武蔵野市在住)

S様(50代/東京都武蔵野市在住)

S様は10年ほど前、くも膜下出血によって高次脳機能障害を発症。失語や記憶障害、注意力の低下などにより退職を余儀なくされ、長年にわたり自室に引きこもる生活を続けておられました。遡及請求の結果、無事に障害厚生年金2級の認定と約800万円の遡及支給が実現しました。

S様(50代/東京都武蔵野市在住)

ご依頼の経緯

S様(5 0代・女性)は、は会社勤めをされていましたが、ある朝出勤前に自宅で倒れ、意識を失い救急搬送されました。診断はくも膜下出血で、緊急手術を受けて一命をとりとめましたが、その後、失語症状や記憶力・注意力の低下、作業効率の著しい低下といった高次脳機能障害の症状が現れるようになりました。復職後も仕事を続けることは困難で、最終的に退職を余儀なくされました。

以降は抑うつ気分も併発し、自室に引きこもる生活が続いています。単身での生活は不可能で、就労も叶わない状況が長年続いていました。

発症からすでに10年が経過しており、初診の医療機関にはカルテが残っていないという状況でした。障害年金の申請(請求)を検討する中で、ご本人では手続きを進めるのが難しく、当事務所にご相談をいただきました。S様は外出が困難だったため、面談が不要で、メールなどでのやり取りが可能であることも、ご依頼いただいた理由の一つです。

担当社労士のコメント

S様のケースで最も大きな課題は「初診日の証明」でした。救急搬送された医療機関のカルテはすでに廃棄されていたものの、その後に転院した病院に紹介状が残っており、それをもって初診の証明とすることができました。

また、発症から時間が経過していたため、障害認定日時点での状況をどう証明するかがポイントでした。S様は発症以降、就労は一切できず、生活の自立も困難な状態が継続していました。この点を医師に丁寧に伝えるべく、報告書を作成。症状の経過や生活状況の変化が分かるよう、資料を整理して提出しました。これにより、障害認定日時点と現在の状況がしっかり反映された診断書を取得することができました。

その結果、無事に障害厚生年金2級(年額約160万円)の認定と約800万円の遡及支給が実現しました。

お客様からのメッセージ

「経済的な不安が軽減され、本当に安心しました。自分では動けず、外出も難しい状況でしたが、メールなどで全て対応していただき、助かりました。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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