ご依頼の経緯
K様(20代・男性)は、学生時代から精神的につらい状況が続き、大学も中退せざるを得ませんでした。アルバイトを始めてもすぐに辞めてしまい、就労移行支援事業所への通所も長続きしませんでした。精神的に深く追い詰められた時、インターネットで障害年金のことを知りました。自分にも受給が可能なのか全く分からなかったため、まずはメールで問い合わせてみたそうです。電話での会話や外出が難しいことから、メールのみで対応可能な専門家を探されており、当事務所のスピーディーな返信が安心材料となり、ご依頼いただきました。
担当社労士のコメント
K様は電話でのやり取りが困難なため、当初から全てメールでサポートする方針を取りました。症状が悪化すると文字を読むことや内容を理解するのも難しいとのことでしたので、メールの文章は必要最低限の文字数で、平易な表現を意識しました。
K様は「一日も早く受給したい」という切迫した状況ではなく、「もし、自分でも受給できるならば受給したい」というお気持ちでいらしたので、焦らず、ご本人の体調に合わせて準備を進めることを重視しました。診断書の取得や病歴・就労状況等申立書の作成も、必要な情報を確認しながら少しずつ進め、事務的な事柄に関してはお母さまのみとやりとりしました。
結果、申請(請求)から約2ヵ月という短期間で障害基礎年金2級が認定されました。結果を待つ間に入院することになったK様は、お見舞いに来たお母さまから受給決定を伝えられました。想定していたよりも早くに結果が届いたことに大変驚かれ、受給が決定したことでとても安心されたそうです。
お客様からのメッセージ
「障害年金のことを何も知らず、自分では手続きができなかったので、本当に助かりました。入院中に母から結果を聞いて涙が出るほど嬉しかったです。『これで少し生活の不安が減り、入院生活の励みになる』と心から思えました。」
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。