受給事例

[うつ病]

事例121:うつ病・ADHDで就労困難…夫の支えと社労士の連携で障害年金2級・240万円の遡及受給(神奈川県大和市)

T様(20代/神奈川県大和市在住)

T様(20代/神奈川県大和市在住)

うつ病とADHDを抱えるT様は、対人不安が強く、ご主人が代理でご相談いただきました。その後もご本人の負担を最小限にした形でサポートした結果、障害基礎年金2級と約240万円の遡及支給を実現しました。

T様(20代/神奈川県大和市在住)

ご依頼の経緯

T様(20代・女性)は幼少期から不注意や対人関係の難しさを感じながら生活されてきました。大学卒業後はアルバイトとして働き始めましたが、ミスが続き、自己肯定感が低下。やがて気分の落ち込みが強くなり、精神科を受診したところ「うつ病」と診断され、治療を継続していました。その後、現在の医療機関へ転院したことで「ADHD」との診断も加わり、発達特性による困難が改めて明らかになりました。

現在は障害者雇用で就労しているものの、抑うつ症状の波が大きく、安定して出勤できない日々が続いています。将来への不安も大きくなっていた中で、ご主人が「障害年金」という制度を知り、当事務所にご相談くださいました。ご本人は強い対人緊張があるため、初回から一貫してご主人が代理でやり取りを希望されました。

担当社労士のコメント

今回のケースでは、まず「遡及請求の可能性」について検討しました。障害認定日時点での診断名は「うつ病」であり、就労困難な状況であったことから、遡及請求が認められる可能性があると判断。障害認定日に受診していた医療機関と現在の主治医が異なっていたため、それぞれの医師に正確な情報を伝える必要がありました。

そのため、まずはT様の日常生活の詳細を丁寧に聴き取りました。認定日時点の状況については過去の様子を思い出していただきながら、ご主人を通してヒアリングしました。そして具体的な生活の困難さを言語化し、それぞれの医師宛に報告書として提出しました。

次に現在の就労状況についてですが、障害者雇用で働いているものの、実際には月に2日程度しか出勤できておらず、実質的にはほぼ働けていない状態です。障害年金の審査では「働いている=障害の程度が軽い」と誤解されることが少なくありません。そこで、「就労している」という表面的な事実だけではなく、「勤務日数の少なさ」「通勤時の体調への影響」「職場での配慮内容」などを具体的に診断書に記載していただき、実態を正確に伝えることを重視しました。

T様は対人緊張が強く、ご本人が手続きに関われない状況であったため、ご主人との連携を密に行い、負担を最小限にした形で手続きを進めていきました。

これらの対応の結果、障害基礎年金2級が決定し、加えて障害認定日まで遡っての支給も認められ、約240万円の一時金を受け取ることができました。ご本人・ご家族の経済的・心理的な安心につながる結果となりました。

お客様からのメッセージ

「本人は対人緊張が強く、代わりに私(夫)が相談しました。制度について何もわからない状態でしたが、丁寧に対応していただき安心できました。まさか遡ってまで受給できるとは思っていなかったので、240万円の一時金を受け取れたときは本当に驚きました。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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