受給事例

[双極性障害]

事例131:家族の配慮を受け就労|双極性障害の40代女性が障害厚生年金2級に認定(千葉県千葉市)

R様(40代/千葉県千葉市在住)

R様(40代/千葉県千葉市在住)

育児や仕事などの重圧が重なり、10年前にパニック障害と診断されたR様。転院を重ねながら治療を続け、現在は双極性障害の診断を受けています。ご家族の経営する会社に在籍しているものの、実際の就労はほとんど困難な状況でした。勤務実態を伝え、障害厚生年金2級(年額約160万円)が認定されました。

R様(40代/千葉県千葉市在住)

ご依頼の経緯

R様(40代・女性)は10年ほど前、育児・仕事に加え、お子さまの学校での役員活動が重なり、心身に大きな負担を感じておられました。次第に動悸や息切れといった身体症状が現れるようになり、最初は循環器内科を受診されましたが、身体的な異常は見つかりませんでした。

その後、心療内科を紹介され、パニック障害と診断。その後、より良い治療を求めて転院を繰り返しましたが、不安定な状態は長く続き、現在は双極性障害と診断され、通院を続けています。

仕事については、ご実家が経営する会社で業務を手伝う形で在籍していましたが、体調が安定せず、両親の理解と配慮により、形だけ在籍を継続しているという状況でした。

そのような中、将来の経済的な不安が大きくなり、「自分は障害年金は無理なのでは」と思いながらも、当事務所にお問い合わせをいただきました。

担当社労士のコメント

R様のご相談では、「就労の実態はどうか」という点が審査上の大きなカギとなりました。

障害年金の審査では、「働いている=障害が軽い」と判断されやすい傾向があります。R様の場合、ご実家が経営する会社に籍を置いており、一見すると「就労中」と捉えられる可能性がありました。しかし実際には、体調が安定せず、まったく出勤できない月もあり、業務内容もかなり限定されたものでした。しかも、出勤日程の自由化や急な欠勤への対応など、家族の理解による特別な配慮があってこそ、籍を残せていたという状況でした。

このような実態をきちんと審査側に伝える必要があるため、業務内容、就労時間、欠勤の頻度、職場で受けている配慮の内容などを具体的に整理しました。そのうえで、医師に提出する報告書としてまとめ、診断書に実情が的確に反映されるよう依頼しました。

実態を正確に反映した申請書類を準備した結果、障害厚生年金2級(年額約160万円)が無事に認定されました。

お客様からのメッセージ

「少しでも仕事をしていると、障害年金はもらえないと思っていました。無事に年金が認定されたときは、本当にホッとしました。丁寧に話を聞いてくださり、ありがとうございました。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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