受給事例

[発達障害]

事例140:ADHDで仕事が続かない50代女性|障害年金2級を受給(埼玉県川越市)

T様(50代/埼玉県川越市在住)

T様(50代/埼玉県川越市在住)

小学生の頃からADHDの特性に悩み、うつ状態も加わって働くことが困難になったT様。障害年金の制度もよくわからず、年金事務所へ行く気力もない中、当事務所へご相談いただきました。家族の支援が必要な生活状況を丁寧にヒアリングし、診断書にしっかりと反映することで障害基礎年金2級が認定されました。

T様(50代/埼玉県川越市在住)

ご依頼の経緯

T様(50代・女性)は、小学生の頃から落ち着きがなく、忘れ物が多いなどの特性がありました。大人になってからもその傾向は変わらず、職場にうまく適応できず、長く勤めることができない日々が続いていたそうです。その後も何度か転職を繰り返しましたが、どの職場でも人間関係や業務遂行に困難を感じていました。

そのような中、約6年前に心身のバランスを崩し、心療内科を受診。現在まで断続的に通院を続けています。現在はADHDと診断され、抑うつ症状も著しく日中のほとんどを寝て過ごし、家事などは家族の助けを受けている状況です。外出もままならず、年金事務所に足を運ぶこともできない状態で、面談不要である当事務所にご相談くださいました。

担当社労士のコメント

障害年金の申請(請求)は、制度自体が非常に複雑である上に、申請者ご本人が心身に不調を抱えているケースが多いため、自力で進めるのが難しい手続きです。今回のT様のように、ADHDの特性と抑うつ状態の両方を抱え、日常生活にも支障をきたしている状況では、なおさらです。

T様のご相談を受けた際、まずは障害年金の基本的な仕組みや請求方法について丁寧に説明し、ご本人の負担を極力減らす形で進める方針を取りました。T様の場合、障害認定日時点で医療機関の受診歴がなかったため、「遡及請求」は困難と判断し、「事後重症請求」での対応をご提案しました。

そして、日常生活について丁寧にヒアリングを行いました。たとえば、食事の用意、買い物、通院、服薬管理など、「一人暮らしだったとしたら、それができるかどうか?」という視点で改めて確認していく作業を行いました。T様も、日々当たり前になっていた家族のサポートを言語化することで、「自分ができないことや苦手なこと」に気づかれたようでした。

これらの情報をもとに、医師あての参考資料を作成し、T様の現状が正確に反映されるよう診断書を依頼しました。

その結果、障害基礎年金2級(年額約83万円)が認定され、経済的な不安が少し軽減されることとなりました。

お客様からのメッセージ

「そもそも自分が対象になるのかどうかも分からず、年金事務所に行く気力もなく、全部お任せしたいという思いで相談させていただきました。もし一人で手続きを進めようとしていたら、途中であきらめてしまっていたと思います。無事に受給できて、ホッとしています。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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