受給事例

[双極性障害]

事例151:大学休学中の双極性障害の男性|障害年金2級・遡及200万円の受給を実現(神奈川県横浜市)

S様(20代/神奈川県横浜市在住)

S様(20代/神奈川県横浜市在住)

双極性障害により外出が難しく、大学を休学しているS様。体調を考慮し、メールのみで手続きを完結しました。
障害認定日時点の就学状況を丁寧に整理し、遡及請求を行った結果、障害基礎年金2級・約200万円の遡及支給が決定した事例です。

S様(20代/神奈川県横浜市在住)

ご依頼の経緯

S様(20代・男性)は、大学に在学中の頃から双極性障害を患っていました。気分の浮き沈みが激しく、特に抑うつの時期には外出が困難になり、人との連絡すら億劫になる状態に。学業の継続も難しくなり、現在は大学を休学中です。

医師から障害年金の制度について聞いたことがあり、申請(請求)を検討していたものの、自身で手続きを行うことには大きな不安を感じていました。特に、障害年金の申請には多くの書類が必要であり、それらをそろえるために外出したり、年金事務所とやりとりしたりすることが、今の体調では現実的ではありませんでした。

そのような中で、メールだけのやりとりで手続きを進められる専門家をインターネットで探し、当事務所を見つけてご相談いただきました。

担当社労士のコメント

精神疾患を抱える方の場合、障害年金の申請そのものが大きな負担となるケースが多くあります。S様もそのようなご状況で、外出はもちろん、電話などのやりとりも難しいとのことでした。そのため、当事務所ではご負担を最小限にすることを第一に、すべてのやりとりをメールで完結する方針で対応しました。

やりとりを進める中で特に注意したのは、「認定日時点での実態」を的確に伝えることです。S様は現在、大学を休学している状況ですが、認定日当時は在学していました。形式上は「通学していた」と見なされる可能性がありますが、実際には体調不良により授業に出られず、生活も昼夜逆転の状態で、事実上は休学と変わらない生活を送っていたとのことでした。

このような背景を、申立書にて丁寧に記載することが非常に重要です。単に「在学していた」と書いてしまえば、通常通りの学生生活を送っていると誤解されかねません。そこで、当時の出席状況、授業への参加頻度、日常生活の困難さなどを詳しくヒアリングし、本人の言葉をもとに事実関係を整理したうえで、実態に即した内容を申立書に落とし込みました。

また、S様は自分で書類を整えることも難しいと感じておられましたので、必要書類の案内やスケジュールの調整も、すべて当方からわかりやすく段階的にご案内しました。対面や電話での確認ができない分、メールでのやりとりを慎重に行い、専門用語を避けて丁寧にご説明することを心がけました。

その結果、障害基礎年金2級の認定が下り、さらに認定日請求が通ったことで約200万円の遡及支給が決定しました。S様は自力での申請を諦めかけていたとのことでしたが、すべてのやりとりを無理なく進められたこと、書類の作成や提出の手間がなかったことに大変安心された様子でした。

障害年金の申請では、表面的な在学・在職の有無だけでは判断できない事情が多くあります。当事務所では、そうした背景まで丁寧に汲み取り、書類に正しく反映させることで、多くの方の受給を支援しています。

お客様からのメッセージ

「メールでのやりとりでしたが、いつもわかりやすくて、自分の体調や生活のことを丁寧に聞いてくれたので安心できました。無事に障害年金2級が決まって、さらに200万円もさかのぼってもらえると聞いたときは、本当にホッとしました。とても感謝しています。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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