受給事例

[うつ病]

事例153:初診病院が遠方で動けない…うつ病の大学生が障害年金2級・遡及360万円を受給(東京都練馬区)

Y様(20代/東京都練馬区在住)

Y様(20代/東京都練馬区在住)

初診病院が現在の居住地から遠方にあり、自身での書類取得が困難だった大学生のY様。メール中心の対応と医療機関との連絡を代行し、遡及請求を行いました。結果、障害基礎年金2級と360万円の遡り受給を実現した事例です。

Y様(20代/東京都練馬区在住)

ご依頼の経緯

Y様(20代・男性)は、大学に通いながらうつ病の治療を続けていましたが、体調が安定せず外出もままならない状況が続いていました。以前から障害年金の存在を知ってはいたものの、手続きの複雑さや医療機関とのやりとりに対する不安から、なかなか踏み出せずにいたといいます。

特に困難だったのは、初診日が現在の居住地とは別の地域にあったことです。引っ越しによって初診の医療機関が遠方となり、自分で必要書類を取りに行くことができない状況でした。また、病状の波が大きく、医療機関や年金事務所に連絡を取るだけでも大きな負担を感じていたとのことでした。

そうした中、インターネットで障害年金に詳しい社労士を探し、当事務所のホームページにたどり着いたそうです。「過去の事例が詳しく載っていて、自分にも当てはまりそうだと感じた」とご相談いただきました。

担当社労士のコメント

Y様は体調が不安定で、電話での対応や外出も難しい状態でした。そこで、当事務所ではやりとりをすべてメール中心で行うことにしました。ヒアリングも細かく段階的に行うようにし、Y様の負担を最小限に抑えるよう工夫しました。

まず、障害年金の申請(請求)における最初のステップは「初診日を特定すること」です。今回のケースでは、初診日の医療機関が遠方だったため、郵送対応が可能かどうかを事前に確認し、先方の了承を得たうえで書類作成依頼を行いました。精神科の医療機関では、患者本人以外からの依頼に慎重な姿勢を示すことも多いため、文書の内容や依頼方法にも十分配慮しました。

次に、診断書取得に際し、医師宛てに参考資料を作成しました。これは、Y様の日常生活の具体的な支障内容や、就学状況などをまとめたもので、医師が実態を正確に把握しやすくなるように工夫しています。Y様は大学在学中だったため、「講義の出席状況」「課題提出の難しさ」「人間関係への影響」などもヒアリングし、文書にまとめました。

また、今回は「遡及請求(遡り請求」という、過去にさかのぼって年金を申請する手続きを行いました。手続きを進める中で、障害認定日時点から現在まで症状が続いており、遡及が認められる可能性が高いと判断したためです。

申請の結果、障害基礎年金2級の認定と、360万円の遡及支給を受けることができました。

障害年金の申請は、特に精神疾患の方の場合、手続きそのものが大きな負担になります。「手続きのことを考えるだけで具合が悪くなる」という方も少なくありません。今回のY様のように、早めに専門家にご相談いただけることで、負担を減らしながら最大限の結果を得ることが可能になります。

お客様からのメッセージ

「体調に配慮しながらメールだけでやりとりをしてくれて、焦らずに申請準備ができたのが本当にありがたかったです。一番驚いたのは、『遡及』が認められたことです。自分ひとりだったら絶対にここまでできませんでした。早めに相談して良かったです。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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