受給事例

[うつ病]

事例193:市役所で障害年金を相談したものの断念―うつ病・自閉症の40代男性が2級に認定(愛知県一宮市)

I様(40代/愛知県一宮市在住)

I様(40代/愛知県一宮市在住)

自閉症スペクトラム障害とうつ病により、就労や日常生活に大きな困難を抱えていたI様。市役所で手続きを進めようとするも、複雑な書類や病歴整理に強い不安を感じ、当事務所へご相談いただきました。丁寧なヒアリングと医師への補足資料の提供により、生活上の困難さが適切に反映され、障害基礎年金2級の受給が決定しました。

I様(40代/愛知県一宮市在住)

ご依頼の経緯

I様(40代・男性)は、自閉症スペクトラム障害とうつ病を抱えながら生活されており、日常的にも強いストレスや不安を感じることが多い状況にありました。症状により働くこともままならず、経済的な不安を抱えていたため、障害年金の申請(請求)を検討されていました。

当初は、市役所で障害年金の手続きを自分で進めようとされたものの、書類の内容が難解で、必要な情報が何かもよく分からない状態に。特に、生まれてからこれまでの経過を時系列でまとめるよう指示されたことに対して「自分にはとてもできない」と強い不安を感じたとのことでした。そこで、障害年金請求に詳しい専門家に頼りたいと、当事務所に問い合わせをいただきました。

担当社労士のコメント

I様のように、発達障害やうつ病といった精神的な障害をお持ちの方の場合、「何が必要とされているのかを整理する」「自分の状態を客観的に伝える」といったこと自体が大きなハードルになります。実際にI様も、「何が障害年金の手続きに必要な情報なのかわからない」とおっしゃっており、ご本人の負担をできる限り減らす形でサポートを進める必要がありました。

当事務所では、まずヒアリング方法を工夫しました。形式的な質問表ではなく、I様が安心してお話しできるよう、電話で自由にお話しいただくスタイルを採用。最初は断片的だった情報も、数回に分けてお話しいただくことで、生活状況や病状の経過を丁寧に把握していきました。

また、医師に診断書を依頼するにあたり、I様ご本人は「普段の診察でうまく自分の状態を伝えられていない」と不安を感じていたため、診断書に盛り込むべきポイントを整理し、補足資料として医師に提出しました。これにより、I様の日常生活の困難さや、社会的な適応の難しさが的確に反映された診断書を作成していただくことができました。

結果として、障害基礎年金2級が認められ、年額83万円の受給が決定しました。

お客様からのメッセージ

「電話でゆっくりと話を聞いてもらえたことで、思い出しながら話すことができました。あのまま一人で進めていたら、絶対にできなかったです。自分と同じように悩んでいる人がいたら、早めに専門家に頼んでほしいです。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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