事例114：20歳から障害基礎年金2級を受給｜主治医不在から始めた障害年金申請（千葉県千葉市）

ご依頼の経緯

M様（20代・男性）は、小学生の頃から特別支援学級に在籍し、日常生活において他者のサポートが不可欠な状況でした。就労経験はなく、家族が生活を支えていました。

M様のご家族は、「20歳になったら障害年金を請求したい」と考え、まずはご自身で申請（請求）の情報収集を行いました。しかし、障害年金の申請には適切な診断書の作成が重要であることを知り、専門家のサポートが不可欠だと感じたそうです。当事務所の障害年金専門社労士の豊富な実績や親身な対応に安心感を覚え、ご依頼くださいました。

担当社労士のコメント

今回の課題は、まず主治医がいないという点でした。障害年金の診断書は、日常生活での困難さを的確に反映できる医師による診断書が必要です。そこで、M様に合う医師探しからサポートを始めました。並行して、ご家族から日常生活の困難な場面を丁寧にヒアリングし、食事・着替え・対人関係など生活全般における支援の必要性を詳細にまとめた報告書を作成。これを医師に渡すことで、実情が正確に反映された診断書を作成していただくことができました。

審査の結果、無事に障害基礎年金2級に決定しました。

お客様からのメッセージ

「自分たちだけではどう進めれば良いか分からず、不安な気持ちでいっぱいでしたが、親身に寄り添ってサポートしていただき、無事に20歳から障害基礎年金2級を受給できました。これで経済的な不安が少し解消されたので、B型就労支援施設に週1回通いながら、少しずつ自立に近づけるよう一歩一歩進んでいきたいです。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。