ご依頼の経緯
プログラマーとして働いていたK様(30代・女性)は5年ほど前から精神的不安定な状態が続き、うつ病と診断されました。その後、正社員勤務が困難になり、短期のアルバイトを転々としていましたが、現在は就労困難により無職の状態が続いています。障害者手帳3級を取得された際に、障害年金についても知り、当事務所にご相談くださいました。
担当社労士のコメント
K様は「障害者手帳3級なら障害年金も3級」と誤った認識をされていたため、まずは障害者手帳と障害年金は制度が異なり、審査方法も全く別であることをご説明しました。
また、障害認定日時点では正社員勤務中であったことから、遡及請求の可能性は低いと判断し、K様と相談した結果、「事後重症請求」で進める方針としました。
続いて、日常生活および就労面での支障を丁寧にヒアリングし、家事や身の回りのことが家族の支援なしでは困難である実態を整理。この内容を踏まえて、医師への報告書に状況をまとめて提出し、診断書で症状や支援状況が正確に記載されるように準備しました。
提出書類全体の整合性を保ち申請した結果、障害厚生年金2級の認定を受けることができました。
お客様からのメッセージ
「自分では書類の作成も、医師に何を伝えればいいかも全く分からず、進められなかったと思います。丁寧に教えていただき、本当にありがとうございました。」
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。