ご依頼の経緯
O様はアルバイトをされていましたが、体調の波が大きく、安定して働き続けることが難しい状況でした。症状の影響により日常生活にも支障が出ており、医師からも「無理に仕事を続けるのではなく、休養を優先した方がよい」と助言を受けていました。
収入が不安定であることから将来への不安が強く、障害年金について調べる中で、当事務所のホームページをご覧になり、ご相談いただきました。
ただし、当初はアルバイトを継続されている状況であったため、就労状況が審査にどのように影響するかを慎重に検討する必要がありました。ご本人とも相談のうえ、退職を予定されていることから、退職後に申請(請求)を進める方針としました。
また、もう一つの大きな課題が病歴の整理でした。O様は小学生の頃から症状があったため、長期間にわたる経過をどのようにまとめるか分からず、不安を感じておられました。
担当社労士のコメント
今回のケースでは、「申請タイミングの見極め」と「長期の病歴整理」が重要なポイントとなりました。
まず就労についてですが、障害年金は必ずしも「働いていると受給できない」という制度ではありません。しかし、実際の審査では就労状況が大きく影響することもあり、特に軽作業であっても継続して働けている場合には、日常生活能力があると判断される可能性があります。そのため今回は、医師の意見やご本人の体調、就労の継続状況を踏まえたうえで、退職後に申請する方が適切であると判断しました。申請のタイミングを調整することで、実態に即した評価を受けやすくなります。
また、病歴の整理については、幼少期からの経過を段階的に整理することを意識しました。長期間にわたる病歴は一度にまとめることが難しいため、学校生活や家庭での様子など、テーマごとに分けてヒアリングを行い、少しずつ情報を積み上げていきました。重要なのは「どのような困難が継続しているのか」を具体的に伝えることです。
結果として、障害基礎年金2級の受給決定につながりました。
お客様からのメッセージ
丁寧に話を聞いていただきながら整理してもらえたことで、「これなら大丈夫かもしれない」と安心することができました。
結果として年金が決まり、経済的な不安も少し軽くなりました。相談して本当によかったです。ありがとうございました。
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