ご依頼の経緯
今回のご相談は、Y様(20代・女性)のご主人からいただきました。Y様はおよそ3年ほど前から抑うつ状態が続き、現在は双極性障害と診断され、治療を継続されていました。
日常生活においても気分の波が大きく、安定した生活を送ることが難しい状況が続いており、ご家族としても将来への不安を感じておられました。そうした中で、「障害年金の対象になるのであれば請求したい」と考えられ、情報収集を進める中で当事務所へご相談いただきました。
しかし、実際の手続きを進めるにあたっては課題もありました。ご主人が主に窓口となって対応されていましたが、平日は就労されているため電話でのやりとりが難しく、十分な時間を確保することができない状況でした。
また、ご本人の状態についても、ご主人だけでなくY様ご自身の意見も反映しながら進めたいというご希望があり、どのように正確な情報を整理していくかが重要なポイントとなりました。
担当社労士のコメント
今回はご主人が日中対応できない状況であったため、メールを中心としたやりとりで手続きを進めました。ヒアリングについても一度にまとめて行うのではなく、質問項目を整理してメールでお送りし、数日間にわたって少しずつ回答をいただく形を取りました。これにより、ご主人だけでなくY様ご本人の感覚や実態も反映することができ、より正確な情報収集につながりました。
双極性障害の場合、症状の波によって生活状況が大きく変わるため、短時間のヒアリングだけでは実態を十分に把握できないこともあります。そのため、時間をかけて丁寧に聴き取りを行い、日常生活や就労への影響を具体的なエピソードとして整理することが重要です。
また、今回は遡及請求も視野に入れて手続きを進めました。過去の状態についても資料とヒアリング内容をもとに整理しました。
結果として、障害厚生年金2級の認定に加え、約370万円の遡及分の受給が決定しました。
お客様からのメッセージ
やりとりの時間がなかなか取れない中で、メールで対応していただけたのがとても助かりました。また、妻の状態についても、本人の気持ちを含めて丁寧に聞き取っていただけたことで、安心してお任せすることができました。自分たちだけではここまで整理することはできなかったと思います。
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。
