ご依頼の経緯
M様(30代・男性)は当初、うつ病と診断され治療を受けていました。しかし、症状が進行し、被害妄想や衝動的な行動が見られるようになったことから、医師により統合失調症と診断名が変更されました。
病状の影響で日常生活に支障をきたし、奥様の援助が欠かせない状態でしたが、経済的理由から仕事をしなければならない状況でした。発病後、長期休職の期間を経て、現在は週2日のパート就労をされていました。しかし、フルタイムでの就労は困難であり、今後の生活に対する不安が大きかったとのことです。
障害年金の申請(請求)を考えたものの、複雑な手続きや書類作成を自身で進めることは難しいと判断し、専門家のサポートを求めて当事務所へご相談くださいました。
担当社労士のコメント
M様はパート勤務をされていたため、障害年金の申請において「労働の実態」が重要なポイントとなりました。私たちは、職場での仕事内容や配慮の状況をしっかりと整理し、申請書類に具体的に記載しました。
また、診断書の内容が受給の可否に大きく影響するため、M様の生活状況や支援の必要性、奥様の援助なしでは生活が成り立たないことを医師に詳しくお伝えしました。また、安定した就労は困難であり、職場でのサポートの必要性を強調し、診断書にも記載していただきました。
その結果、M様の症状が適切に評価され、無事に障害厚生年金3級の受給が決定しました。
お客様からのメッセージ
「フルタイムでの仕事は無理だと思っていたので、障害年金の受給が決まり、経済的にとても助かりました。将来への不安も軽減され、家族とともに安心して生活できそうです。親身にサポートしてくださり、本当にありがとうございました。」