受給事例

[統合失調症]

事例48:中学時代の通院から社会的治癒を主張し遡及請求|両親からの相談で2級受給(神奈川県川崎市)

K様(20代/神奈川県川崎市在住)

K様(20代/神奈川県川崎市在住)

K様は、中学生の頃に心療内科を受診したことがあるものの、その後長期間通院はなく、大学在学中に突如幻聴を発症。統合失調症と診断され、精神的不調が続く中で就職も難しい状態に。社会的治癒を主張して20代での初診日が認定され、障害基礎年金2級および遡及請求が認められた事例です。

K様(20代/神奈川県川崎市在住)

ご依頼の経緯

K様(20代・女性)は、中学生のときに心療内科を受診しましたが、症状は軽度であり短期間で改善し、その後は通院もなく通常の学生生活を送っていました。高校・大学でも問題なく生活していましたが、20代になって突然幻聴が現れ、ご両親に連れられて再度精神科を受診。統合失調症の診断を受け、以降は治療を継続しています。

症状は不安定で、人の目を極端に気にするなどの強い恐怖感から、外出も困難な状況が続き、大学は休学。その後、7年かけて卒業したものの、就職はできず、自宅で療養する日々を送っていました。

ご本人が他者とのやり取りに強い不安を感じていたため、ご両親が代理で当事務所にご相談くださいました。

担当社労士のコメント

K様のケースでは、中学生時代の通院歴が初診とされてしまうと、障害認定日が20歳となり、その時点では大学に通学していたため、遡及請求が難しい状況でした。しかし、当時の受診後は症状も落ち着き、その後は通院もなく、高校・大学生活を問題なく送られていたことから、「社会的治癒」が成立する可能性があると判断しました。

そこで、ご両親からヒアリングした内容をもとに、学生生活に支障がなかったこと、通院もしていなかったことを病歴・就労状況等申立書に丁寧に記載。20代で再び幻聴が出現した時点を「再発=新たな初診」と位置づけ、医師にもその背景を説明した上で、報告書を提出し、診断書に正確な情報を反映してもらいました。

結果として、20代での初診が認められ、障害基礎年金2級の認定とともに、遡及額約400万円を受け取ることができました。

お客様からのメッセージ

「今回のように社会的治癒という仕組みがあると知り、改めて専門家にお願いして本当によかったと思います。ありがとうございました。」

※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。

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