ご依頼の経緯
Y様(40代・男性)は、数年前、仕事の多忙さから精神的に不調をきたし、最初は気分変調症と診断されました。その後も体調は安定せず、休職と復職を繰り返すうちに、症状が悪化。ついには入院治療が必要となりました。現在は「双極性障害」と診断され、職場に病状を伝え、多くの配慮を受けながら時短勤務で働かれています。
Y様は「就労していると障害年金は難しいのでは」と考え、これまで申請(請求)には踏み切れずにいたそうです。しかし、TikTokで当事務所を知り、「精神疾患に特化している」「初回相談が丁寧だった」という理由から、思い切って申請をされることになりました。
担当社労士のコメント
Y様が現在就労中であることから、特に職場での配慮内容を正確に把握し、書類に反映させる必要がありました。実際の勤務内容は、一般的なフルタイム就労とは大きく異なり、
- 時短勤務
- 電話対応・顧客対応の免除
- 単純な事務作業のみを担当
- 体調不良による欠勤、遅刻が認められている
などの多くの配慮がされていました。さらに、業務を終えた後は疲労困憊で動けず、帰宅後はすぐ横になる日が多く、日常生活はご家族の支援が欠かせない状況です。
こうした実態を丁寧にヒアリングし、申請書類および医師への報告書に反映。特に診断書では、「仕事をしているからできる」と誤解されないように、配慮の具体的内容を明記していただくようお願いしました。
その結果、障害基礎年金2級(年額約100万円)の認定に至りました。
お客様からのメッセージ
「経済的にとても助かりました。これまでは『働いているから年金は無理だろう』と思っていましたが、相談してよかったです。これからは無理せず、自分のペースで働いていきたいと思います。」
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。