ご依頼の経緯
S様(30代・男性)は数年前に障害年金の申請(請求)を試みましたが、残念ながら不支給の結果となりました。その後も双極性障害の症状は悪化し、働くことが難しくなったため無職の状態に。生活の不安が募るなかで、再度障害年金を申請しようと決意されました。
しかし、前回の申請で不支給となった経験から、「今度こそは確実に受給したい」と強く考え、専門家の力を借りることを決意。当事務所へ相談に来られました。
担当社労士のコメント
S様は一人暮らしをされていましたが、別居のご家族から援助を受けていました。この点について、前回の申請時には十分に説明されていなかったことが、不支給の要因のひとつである可能性がありました。
そこで、S様ご本人への詳細なヒアリングに加え、ご家族がどのような支援を行っているのかを具体的に整理し、申立書に明記。支援の内容をわかりやすくまとめることで、審査側に実態を正確に伝えられるよう工夫しました。
また、診断書の内容と整合性が取れるように、医師と連携しながら書類を整え、慎重に申請を進めました。結果、障害厚生年金3級(年額約61万円)の受給が決定しました。これにより、今後の生活の安定につなげることができました。
お客様からのメッセージ
「年金が決定し、安心しました。経済的な不安が少し軽減されたので、今後は治療を続けながら、生活を立て直していきたいと思います。本当にありがとうございました。」
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。