ご依頼の経緯
T様(30代・女性)は6年前、職場での人間関係によるストレスから不眠や抑うつ気分を感じ、メンタルクリニックを受診。「うつ状態」と診断され、治療を開始しました。一度は症状が落ち着き通院も終了したものの、再び職場で人間関係に悩み、治療を再開。現在は主治医の指示で休職しており、復職の見通しは立っていません。
ご自身で障害年金の手続きを始め、診断書を取得されたものの、その内容が実際の生活に比べて軽く記載されていると感じ、不安から当事務所にご相談くださいました。
担当社労士のコメント
ご相談を受けた後、T様の日常生活について詳しくヒアリングを行いました。その結果、診察時には無理をして「大丈夫です」と答えてしまう傾向があることが分かりました。たとえば、「食事はとれています」と回答していても、実際は菓子パンや冷凍食品ばかりで栄養が偏りがちでした。また、入浴も億劫で間隔が空いてしまっている現状も、医師に伝わっていませんでした。
これらの事実を反映させるため、当事務所にて日常生活の詳細をまとめた報告書を作成。医師に内容を確認いただき、改めてご判断いただきました。その結果、実態に即した診断書が完成し、病歴・就労状況等申立書と併せて提出しました。
結果、障害厚生年金3級(年額約60万円)に認定されました。
お客様からのメッセージ
「診察時にはついつい無理して『大丈夫です』と答えていました。医師にどう伝えてよいか分からなかったので、伝え方やポイントを教えていただき助かりました。」
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。