ご依頼の経緯
T様(30代・男性)は、5年ほど前から営業職として働く中で、過大な業務負荷や人間関係によるストレスにより不眠や意欲の低下を感じるようになりました。やがて仕事に行けなくなり、病院を受診した結果「うつ病」と診断されました。退職後は引きこもりがちとなり、対人恐怖の症状も現れ、外出や他人との接触を極力避けるようになりました。
障害年金の制度について調べていた奥様からご相談いただき、主に奥様を通じてヒアリングや手続きを進めることになりました。
担当社労士のコメント
T様のように電話対応が困難なケースでは、ご本人にとって無理のない手段でサポートすることを大切にしています。メールを中心にやり取りを進め、ヒアリングも奥様を通じて行いました。
障害認定日時点ではすでに退職し、自宅療養中だったことが確認できたため、遡及請求を行う方針としました。医師に提出する参考資料として、認定日時点および現在の日常生活状況を詳しくまとめた報告書を作成。T様はほぼ自室に引きこもり状態で、他人との交流を極度に避け、体がこわばるほどの対人恐怖が見られることなど、就労不能であることを具体的に記載しました。
医師にも丁寧に現状を伝えた結果、正確な診断書を作成いただくことができ、障害厚生年金2級と遡及認定の両方が認められました。
お客様からのメッセージ
「大変な書類作成など、すべてやってくれて助かりました。経済的に少し安心できたので、療養に専念したいと思います。」
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。