ご依頼の経緯
S様(20代・男性)は学生の頃から人と接することに強い恐怖を感じ、通学が難しくなり、次第に引きこもって過ごすようになりました。成人後も対人恐怖やうつ症状が続き、精神科で治療を受けていましたが、就労できず無職の状態が続いていました。
また、一人での外出が難しく、通院にはお母様の付き添いが必要で、食事や洗濯、掃除、買い物なども日常的に支援を受けていました。
しかし、限られた診察時間の中では、こうした日常生活の細かな状況まで医師に十分伝えることができていませんでした。障害年金の申請(請求)を検討する中で、「自分の症状をきちんと診断書に反映してもらえるだろうか」と不安を感じ、当事務所へご相談いただきました。
担当社労士のコメント
今回のポイントは、障害認定日からの日常生活の実態を具体的に整理し、医師へ伝えたことです。
S様は対人恐怖が強く、一人での外出が難しい状態でした。通院にはお母様の付き添いが必要で、食事の準備や洗濯、掃除、買い物なども支援を受けていました。また、障害認定日時点からこうした状況が続いていたことから、遡及請求が認められる可能性があると判断しました。
そこで、お母様から受けている具体的な支援に加え、学生時代から対人恐怖によって引きこもるようになった経過や、治療を続けても就労が難しい状況を整理。医師への報告書を作成し、限られた診察時間では伝えきれていなかった生活状況を共有しました。
そのうえで、障害認定日時点と現在、それぞれの状態について診断書を作成していただき、遡及請求を行いました。
その結果、気分変調症による障害基礎年金2級に認定され、1年分の遡及受給も認められました。
お客様からのメッセージ
障害年金を申請するにあたり、一番不安だったのは診断書でした。普段の診察では、日常生活で困っていることや母にどれだけ助けてもらっているのかを、医師にうまく伝えられていなかったからです。
今回、実際の生活状況を医師に伝えるための報告書にまとめてもらえたので、安心して手続きを進めることができました。
障害年金2級と、さらに過去にさかのぼって受給することもできて、相談して本当によかったです。
※プライバシー保護のため、一部内容を変更・加工して掲載しています。
